【3Dデータ】



 2000年代インターネットの普及が
あっという間に世界中に広がりました。

コンピューター上の情報(データ)を
単に複製(コピー)出来るだけでなく

世界中へ配布・配信する事が容易になりました。

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ここでいう情報(データ)とは

・文章(新聞・小説)

・画像(漫画・写真集)

・動画(TV番組・映画)

・ゲームソフト

・業務用アプリケーション

等々、コンピューター上に保管できる
全ての情報(データ)を指します。

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これらコンテンツの

「価値」が下がってゆくとは思いませんが、

「価格」については

将来的に下げ圧力が
強まらざるを得ないと思われます。


法律やルールで価格を縛ったとしても

技術上、複製・転送が可能である事実は覆せません。


水が高い所から低い所へ流れるように

世界的には下がってゆかざるを
得ないのではないでしょうか


【3Dプリンター】



そんな中でここ数年
安価な3Dプリンターが普及の兆しを見せています。

3Dプリンターは
3Dデータから現物の形を安価に作りだす
非常に画期的なツールです。

3Dプリンターを活用すれば
メーカー主導の大量生産物ではなく

欲しいものを自分で作って
形にする事が可能になります。

最近の3Dプリンターの普及に伴い

3Dプリント用の3Dデータが
ネット上で無料もしくは非常に安価で
公開されるようになりました。

  3Dデータ作成が出来ない個人でも

ネットからデータを取得する事で
欲しいものが造形できるようになります。

ネットの普及により情報(データ)の
価格下げ圧力が強まりつつあるように
3Dプリントが普及した場合

個人の嗜好が
大量生産物の購入→自分で作成
へシフトして

物の価格の下げ圧力が
強まるかもしれません。



模型に関して言えば
大手メーカが出していないキットやパーツを
個人で安価・容易に製造できるようになります。

特にスクラッチでの模型製作や
原型製作にとっては
革命的な技術です。


【情景模型(ジオラマ)】



ネットの普及により情報(データ)の複製・転送
飛躍的に容易になり

更に、3Dプリンターの普及により
情報(データ)から形(リアル)を製造する事が
可能になりつつあります。



しかしながら情景模型(ジオラマ)に関して言えば

プラスチック以外に、石・土・木・金属・布・紙等々
非常に多くの材料を必要とします。

また、樹木の茂り具合の様に
自然を表現するにはランダム要素が多く

3Dデータ化は非常に困難
かつ高コストなものとなります。



情景模型(ジオラマ)内の個々のキットは
3Dプリント出来たとしても

情景模型(ジオラマ)自体の製作に関しては
必ず手作りする必要があります。



私たちの子供たちの時代が
仮にその様な時代だとして

決して複製できない情景模型(ジオラマ)は

その「価値」が
技術の進歩に影響されないコンテンツの
ひとつではないかと思います。




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