初めて海外旅行した時は
「sixteen」と「sixty」の区別もつかないバカリンガルでした。
しかし、何カ国も旅しているうちに
「言葉なんて分かんなくてもいいんだ」と思うようになりました。
「言葉」が分からなくとも「相手の言いたい事」が分かれば旅はできます♪
ある意味開き直った私の。
「言葉」にまつわるエピソードです。
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切符を買いに @タイ
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初めての海外旅行へ行った際のエピソードです
(当時の)ドンムアン国際空港に夜中に到着しました
バンコク市内への鉄道に乗ろうと切符売り場に向かいましたが
なぜか切符を売ってくれません
「プリーズ チケット トゥー バンコク」とか何とか言っていたと思います
ただし相手の言う事(おそらく英語で喋っていてくれたと思いますが)
がぜんぜん分からず
外国人だと思って意地悪されているのかと
勝手に勘違いし、キレていました
結論から言うと、夜中だったので終電が終わっていたのでした
「言葉が分からない」
→ 「自分に自信がない」
→ 「不安」
→ 「被害妄想」
の典型的パターンでした
言葉云々より 「終電」といったような空気を読める
スキルがあればよかったのですけどねぇ
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食堂で値切る
@タイ
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同じく初海外のタイでのエピソードです
到着翌日宿の近くの食堂に入りました
「アジアでは値切るのが当然!」と何かの本で読んだ私は
お勘定の70バーツを60バーツにしてくれと しつこく頼みました
店員は人がよさそうな少年でしたが
ちょっと困った顔をしましたが
しょうがないなぁという感じで
「いいよ」といってくれました
私は値切りが成功して「タイに勝った」様な気になって
勝ち誇って60バーツを払いました。
少年はびっくりして60バーツじゃなく16バーツだよといってくれました。
冒頭にあるように
私は「sixteen」と「sixty」を聞き間違えていたのです
私は「自分を恥じることこの上ない」経験をすることができました。
・とても裕福とは思えない食堂で
(旅行できる程度のお金を持っている私が) 値切り交渉した事
・タイ人の少年が英語で話してくれていたにも関わらず
旅行者の私が英語すら聞き取れなかった事
・セコい値切りをするような嫌味な観光客が
間違えて60バーツ払おうとしたのに
正直に16バーツ だけ受け取った事
※当時のレートは1バーツ=4.5円
海外旅行どうこう以前に
自分は人としてどうなんだろう…と 反省です…
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中国語学習の成果
@台湾
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台湾へ行った際のエピソードです。
当時私は学校で中国語を学んでいました。
せっかく勉強したので
中国語を喋ってみたいと思いまして台湾に行きました。
※中国ではなく台湾にしたのは
なんとなく中国は怖かったからです。
(単に私がヘタレなだけです。)
ところがまったく通じません
漢字やピンインは頭に叩き込んで言ったのですが
喋るとみんな首を傾げます。
田舎のバスでは台湾のご老人の方が
わざわざ日本語で通訳してくれたりする始末。
結局、ほとんど筆談だけで旅行しました。
学校で学ぶ語学がいかに役に立たないか
痛感した旅行でした
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スペイン語が当然
@ペルー
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10数カ国旅して
片言の旅行英語を
やっとこ話せるようになった頃のエピソードです。
南米ペルーに行きました。
空港を離れると「まったく英語が通じません!」
むしろ英語で話しかけると
「お前スペイン語も喋れないのか」という顔をされます。
英語が話せれば(片言しか話せないのですが…)
何とかなると思っていた私は焦りました。
焦って「地球の歩き方」の
最後のページのスペイン語を必死こいて勉強しました。
試練はすぐに訪れました(笑)
アンデス山脈を越える夜行バスを予約したいのですが
夜は氷点下になると聞いていたので
「夜行バスに暖房は入るか」を聞きたかったのですが
当然そんなスペイン語のボキャブラリーはありません
全部ジェスチャーで会話です
「山」を指差し
→ 「寒い」ジェスチャー
→ 「バス」を指差
→ 「OK?」のジェスチャー
相手もわかってくれたようで
暖房は入るから大丈夫だと(たぶんスペイン語で)言ってくれました
人間どおりしのやり取りなので
直接話せば何とかなるものだなぁと思いました
冒頭で書いたように
大事なことは「言葉」を勉強する事ではなく
血の通った人間どおし意思疎通する事だったんですねぇ
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韓国の赤ちゃん
@ニュージーランド
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ニュージーランドに住んでいた際のエピソードです
オークランドという町で
韓国人5人がルームシェアしている部屋に
日本人一人割り込ませてもらいました。
新聞の募集欄で見つけたものです。
みな英語力を伸ばしたくて
NZへきていた韓国人の若者たちです。
韓国人5人だと韓国語で話してしまってダメなので
日本人が来てくれて歓迎だといってくれました。
(この辺の感覚は日本人とよく似ていますね)
私は早く溶け込むために必死で韓国語(も)覚えました。
それこそ韓国の赤ちゃんが早く大人に混じりたい思いです。
一日の7割英語、3割韓国語の日常です。
この部屋には1ヶ月程度住んでいましたが
出る頃には韓国語のボキャブラリーは500ほどになり
韓国語だけで十分旅行できるレベルに達していました。(自称!)
4年間授業で学んだ中国語より
1ヶ月韓国人と住んだ韓国語の方が
はるかに上達するという事がよく分かりました
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子供の語学力
@ドイツ
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娘にまつわるエピソードです
2011年にドイツに家族旅行しました。
折角なので皆でドイツ語を勉強しようという事になり
旅行会話を元ねたにドイツ語カルタを自作しました。
カルタ好きの娘(当時4歳)の
覚えることが早い事、早い事
1ヶ月程度でカルタの言葉
約50フレーズを丸暗記してしまいました。
語学は若いうちにやれ という意味を痛感しました。
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ロシア語猛特訓
@ウズベキスタン
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2012年にシルクロード三カ国回りにそなえて
ロシア語の家庭教師をお願いしました
いつもは本で単語を覚えるだけなのですが
前回ロシア語は苦労したので、
今回はネイティブの方に教えてもらいました。
1時間足らずの短いレッスンでしたが
非常に勉強になりました。
私はやっぱり本で勉強するのは
苦手なようです…
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