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066 真空脱泡機の自作2
66 真空脱泡機の自作2
前回自作した真空脱泡機ですが、
綺麗に気泡が抜けきらない時の
成功率が非常に低い為
更に改良を施しました。
前回の続きレビューです。
- 2014/02/01:公開 -
気泡あり
実際にやってみると
結構気泡が残っているブツがありました。
「真空脱泡機」を使えば品質が上がるだろうと
安易な考えが甘かった事をまず痛感します~
アクリル板
現在のデシゲータは市販の圧力なべなので
中が見えません…
なので気泡の抜け加減を
勘で計るという大ざっぱなモノでした。
なので中が見えるように
透明アクリル板を購入しました。
購入はいつもの
はざいやさん
板厚20㎜で寸法はなべのサイズ、1か所穴開け加工で3200円程
再脱泡
再度脱泡を試してみました。
ぶくぶくと沸騰しているのがよく見えます♪
以前は30秒位で加圧していましたが、
どうも1分半位は気泡が抜けきっていないようです。
こんなに時間がかかるのか~
完成
今度は完璧な造形が出来ました。
以前はこのレベルの抜きは10個に1個くらいでしたので
やっと目標に届いた気がして感動です♪
業者抜きにも負けない(?といいなぁ)
少なくとも、目に見える気泡はありません。
シリコンシーラント追加
更に密封度を向上させる為
パッキンとシリコンシーラントを追加しました。
多少蓋がずれていても
空気漏れが発生しなくなりました。
注型時は手早く作業する必要があるので 意外と重要です♪
アクリル破損
パワーが安定してきたと思ったのもつかの間
20㎜のアクリル蓋が割れてしまいました。
厚みが足りないのか、。
穴あけ加工が良くなかったのか
真空パワーの怖さを思い知りました♪
アクリル変更
真空脱泡のパワーを思い知りまして
20㎜の板圧を30㎜に変更し、
穴あけ加工を止めて
デシゲータから空気を抜くようにしました。
30㎜のアクリルはかなりの重さと迫力があります。
おさらい
コンパクトな割にパワーがあるので
結構気に入ってます♪
参考までに今回のブツの整理です♪
①真空ポンプ ヤフオクで17000円
※同じ物(新品)が12000円で売られていました。ショボン
②圧力なべ ヤフオクで1000円
③アクリル板 はざいやで3200円(20㎜)
〃アクリル板 はざいやで5900円(30mm)
④真空計 Monotarouで1400円
⑤ボールバルブ Monotarouで750円
⑥真空ホース Monotarouで2500円
⑦ゴムパッキン ホームセンターで270円
⑧シリコンシーラント ホームセンターで200円
しめて
26320円
でした~♪
ポンプを安く調達出来ればもっと安く済むはずです♪
関連ページ
・
【透明レジンいろいろ】
~ 透明レジンの比較レビューです。
・
【ガレージキット用 加圧脱法機の自作】
~ 総コスト3000円程度の加圧脱法機を自作してみました。
・
【真空脱法機を自作してみた】
~ 真空脱法機を自作してみました。
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