Ⅰ.ばーちゃわーるどについて
Ⅱ.おもてなし模型206
Ⅲ.作品集
Ⅳ.製作コラム
Ⅴ.旅行記
サイトマップ
Ⅳ.製作コラム
>
099 モンサンミシェルの作り方
モンサンミシェルの作り方
ワンフェス販売しました1/2400 モンサンミシェルが
大変ご好評いただきました。
僭越ながら、ばーちゃわーるど式の作り方を
ご紹介いたしますので、
よかったら参考にしてください♪
- 2015/08/08:公開 -
組立
修道院パーツには台となる遊び部分がありますので、
カッターとヤスリで除去し
島パーツと(瞬間接着剤で)接着します。
接着部分をパテ埋めして軽くサーフェイサーを吹きます。
ここまでは普通のプラモデルと同じです。
なおベースは
アガチスプレートの15㎝
を使用しています。
下地処理
全体にレジンプライマ-と吹いた後、
タミヤアクリルで下地を塗ります。
修道院→デザートイエロー
岩盤→フラットブラウン
屋根→フラットブルー&スカイグレイ
一次塗装
少し夏っぽくするために
少々ターフをふりました(※写真の緑の部分)
ベースはワシンのポアステイン(マホガニー)と
水性ニスで塗装しています。
屋根部分は薄めたフラットブルーで再度塗装。
また全体にジェッソで薄くドライブラシをかけています。
汚し塗装
樹木・ブッシュ部分にフラットグリーンを載せた後
Mr.ウェザリングカラー(グランドブラウン)で
全体のウォッシングをかけています。
※ウェザリングカラーはテレピン油で50%に薄めたもの
凹凸の凸部分の塗料は良く落とすのがコツです♪
仕上げ塗装
一次塗装~汚し塗装を3回くらい
(※気に入るまで)繰り返してから
仕上げの油彩塗装に入ります。
アクリルより少々明度・再度が深い色を選んで
各箇所の下半分だけ油彩(ホルべイン)を載せます。
屋根部分→
町並み→
樹木部分→
また陸地は大まかに軽量紙粘土で成形した後
モーリン社のリアルサンドをふります。
地面下地
ペースにマスキングした後、
陸地はデザートイエロー→パフ
海はフラットブルー→クリアーウルトラマリンブルー
で塗装しています。
この時あえてムラができるようにふるのがコツです。
海面作成
塗料が乾いたら
海面部分にうすくグロスポリマーメディウムを塗って、
乾燥後、ジェルメディウムで細かい波面を作成します。
陸地部分はジェッソでドライブラシをかけておきます。
海面塗装
メディウムが乾いたら
波頭部分はジェッソのドライブラシをうすーくかけて
彩度の低い部分は薄めた油彩でコントラストを調整します。
完成♪
あとは上記の手順を納得がいくまで繰り替えして
最後にピグメントを少々載せて完成~♪
今回は油彩が半がわきで載せたので
1週間くらいの工程ですが、
普段はしっかり乾燥させてから載せるので
2週間程度かけて仕上げています♪
関連ページ
・
【ジオラマの作り方 超入門♪】
~ ジオラマの作り方の第一歩を簡単に解説してます。
・
【ジオラマベースの作り方】
~ ぎんなん型トリマーで面取りするベースの作成方法です。
・
【ネームプレートの作り方】
~ ジオラマ用ネームプレートの作り方です。
・
【ネームプレート取付】
~ ネームプレートをベースに取り付ける方法の紹介です。
・
【尿素で樹木を造る】
~ 尿素の結晶を利用した針葉樹の作成方法です。
・
【ヤシの葉の作り方いろいろ】
~ ヤシの葉の表現方法をいろいろ検証しました。
・
【樹木の作成例 】
~ 様々な素材で樹木の出来を比較してみました。
・
【錆の表現方法】
~ 錆の表現方法のご紹介です。
・
【グラスマスター(芝作成機)を自作してみた】
~ リアルな芝を製作するグラスマスターというツールを自作してみました。
「99 モンサンミシェルの作り方」は以上です。
<<
98 日本国土地図の3Dプリント
||
100 第四回浜松ジオラマグランプリ出展作一覧
>>
authored by