080 家庭用光造形機 Form1の精度を検証してみた

家庭用光造形機 Form1の精度を検証してみた


RepRap Jpanaおかたけさんが、 あの「家庭用光造形機Form1」で

「1/2400 フィレンツェ」のデータを造形してくれました。


イヂワルなくらい細かいデータなのですが、

どのくらい形状を再現できたのか検証してみました。


元データ

- 2014/09/06:公開 -







以前 「格安3Dプリント デジモデの実力は」でも紹介した

最小幅0.14mmの超精密モデルです。


家庭用Atomとデジモデさんの造形と

適宜比較しながら見てみてください♪


写真は出力後、サポートがついたままの状態です。








サポート材は超音波カッターで除去しました。

デジモデの「織部」と比べると

わずかに粘土があってカットしやすいです。

うかっかり欠けちゃうという事はなさそう~


とはいっても、

FDMのサポート除去とは比べ物にならない

手間はかかりますが…


斜めから見た全体像です。
左は出力したままの状態。

右がエッジを見やすくするためにサフを吹いた状態です。

Form1のレジンは微妙に透明感があります。
そのままだと品質が分かりにくいですが、
かなり精緻に出ています。
正面ファサードの造形です。
積層が目立ちます。

 塗装した場合に、
これはこれで建物の形状として
 気にならないと思いますが、
 仮にここをやすり掛けするとすると
 かなりな技術が必要になりそうです。

横面から見た回廊部分です。

200μm程のエッジも見事に再現されています。

写真ではわからないレベルですが、
  よーく見るとエッジの角がわずかになめってます。
少々複雑な背面部分です。

こちらも見事に再現されています。

光造形のすごいところは壁面・天面の区別なく

精密な造形ができる点ですね。









ついでに「Form1」用レジンの加工実験です♪

アセトンに5分ほどつけたところ、
軟化して折り曲げられるようになりました。

簡単ではありませんが、多少の後加工は可能なようです。

これほどの物を個人で作れるなんですごい時代だ!
などと思う反面、実は相当なスキルが居るんですよ~

今回、From1製フィレンツェを提供してくださった「おかたけ」さんの
涙と苦労の記録が下記にありますので
個人向け光造形機の購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

おかたけさんForm1苦労談

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