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070 デブコンETのプチ検証
デブコンETのプチ検証
透明レジンいろいろ
でも書きましたが
透明レジンはデブコンETを使うようにしています。
今回はこれに自作真空脱法をかけて
さらに品質を上げられるか試してみました。
ブツは1/35ジオン兵です。
- 2014/04/06:公開 -
真空脱泡
「
真空脱泡機を自作してみた
」で
紹介した脱泡機でデブコンを脱法してみました。
真空度0.95にして10秒くらい沸騰させ
その後常温に放置。
硬化まで約20時間は自然脱泡待ちとしました。
真空脱泡したブツ
むしろ気泡が増えてしまいました。
2度同様に製作したのですが、
ほぼ同じ結果でした。
少なくとも自作程度の真空脱泡は
あまりデブコンには効果ないようです。
写真左のブツは夜光塗料を混ぜてみたものですが、
塗料が沈殿して失敗です。
乾燥機で加熱
溶液を加熱すると粘度が低くなる事と
飽和気体量がますので
気泡が出にくくなるそうです。
試しにデブコンを食器乾燥機で
加熱しながら硬化させてみました。
大体40~60度くらいに維持されますが、
硬化時間が24時間→8時間位になりました。
加熱硬化させたブツ
結果はこちらも失敗です。
同じく2度やってみましたが、
気泡が減らないだけでなく
デブコンが流れ切らない個所までありました。
ゆっくり硬化させた方が良いのは
常識ですからねぇ…
自然硬化
結局、自然硬化が一番結果が良かったので
今回はこれで行く事にしました。
形状によっては結果が違いかもしれませんが
デブコンは元々あまり気泡が出ないので
余計な事をする必要が無いのかもしれません。
あえて補足すると溶液を混合する際には
ドライヤーで少々過熱しました。
あとは真空脱泡も食器乾燥機もかけていません。
関連ページ
・
【透明レジンいろいろ】
~ 透明レジンの比較レビューです。
・
【ガレージキット用 加圧脱法機の自作】
~ 総コスト3000円程度の加圧脱法機を自作してみました。
・
【真空脱泡機を自作してみた】
~ 真空脱泡機を自作してみました。
「70 デブコンETのプチ検証」は以上です。
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