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063 ガレージキット用 加圧脱法機の自作
63 ガレージキット用加圧脱法機の自作
レジンキャストの気泡がどうしてもうまくいかず、
さりとて真空脱法機を書くお金もなく…
しょうが無いので、
加圧脱法機を自作してみました。
作り方と、結果をご紹介します。
- 2013/12/07:公開 -
圧力なべ
ネットの情報を参考に、材料を調達しました。
4.5Lの家庭用「圧力なべ」です。
ヤフオクで1000円で購入しました。
圧力ピンを取り除いて、
空気入れ接続用に口をリューターで削ります。
リューター
自転車用チューブの口が入るまで
リューターで口をあけました。
金やすりでも削れますが
アルミを削るのはかなりの重労働になります。
エンドミルがおシャカになる覚悟で
リューターで削っちゃいました。
シリコンシーラント
自転車チューブの口を裏からはめて、
空気が漏れない様にシリコンで固めます。
写真のは「ほっぺちゃん」自作用に購入した
シリコンシーラント(約300円)です。
固定
空気が漏れない様にたっぷりと固着させます。
シリコンはあっという間に固まりますが、
念の為30分ほど放置~♪、
完成
シリコンが固まったら完成♪デス。
かなりの圧力がかかるので、
シリコンは多めに塗った方が良いデス。
空気入れ
使い方は簡単で、2液混合したら圧力なべにいれて、
空気をシュポシュポ入れるだけです。
レジンが固まらないうちに手早く作業する事と
空気入れ作業時にうっかりレジンを倒してしまわない様
注意が必要です。
完成
加圧脱法した完成品はこちら。
普通に見る限り全く気泡は見当たりません。
実は真空脱法機のように
完全に気泡を抜き切る事はできませんが、
1㎜の気泡を0.1mmにする事が出来ます。
但し、パーツ1個毎に空気入れを行うという
ハードワークが必要になります(笑)
お金のない人は是非一度試してみて下さい♪
関連ページ
・
【透明レジンいろいろ】
~ 透明レジンの比較レビューです。
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