59 格安3Dプリント デジモデの実力は?




写真は大きさ比較用の米粒です♪

先日発注したデジモデさんの光造形が届きました。

入金以降連絡等はなく、少々心配になりましたが。

無事発注から12日後に届きました。

早速我が家のAtom2号との品質比較の結果を紹介します。

- 2013/11/09:公開 -




一見してすごい精度なのは明らかでした。

光造形ならではのサポート材がびっしり付いているので

  まずはサポート除去作業です。

非常に硬い割に脆いのでデザインナイフで除去するのは至難です。

  超音波カッターで少しずつ丁寧に除去しました。

比較観点
元データ


Atom2号


デジモデ


諸条件


1/1000 フィレンツェ

サイズ:
幅約5cm
奥行き約8cm
高さ約5cm


形式:FDM形式

原価:材料費30円位

その他:KisllicerでG-code生成


形式:光造形

費用:\8,800円(送料込)

その他:STLデータを送付し発注


全体概要




いつもの1/1000フィレンツェ大聖堂。

3Dプリンター用、レーザー加工用、キャスト型抜き用、

光造形用と何度も修正して

のべ50時間以上かけた大作データです。




Atom2号で造形した状態。

写真では分かりにくいのですが

ぱっと見はまあまあの精度が出ています。

すくなくともSolid1号とは雲泥の品質が出ました。




デジモデさんから届い物。

サポート除去以外は手を加えていませんが

全く積層が見えません。


聖堂正面




当データの元も細かい部分が

密集している大聖堂正面です。




残念ながらエッジはほとんどつぶれました。

私の技術が未熟な事が最大の要因ですが、

プラスチックを溶かして固める

FDMの性質を考えると

これだけ細かいディテールを

垂直方向の造形で出すのは

厳しいでしょうねぇ。




光造形には縦・横は関係ない用で。

垂直方向でも容赦なく再現性していました。

独立した0.19㎜の柱は少々うねってしまっていますが、

壁に付いた0.23㎜の柱はキチンと再現されています。


回廊側面




規則正しいディテールがならぶ

回廊側面です。




横方向のパーツはかすかに表現していますが

エッジはほとんどな目ってしまっています。

私の技術では0.6㎜くらいが
エッジを出力する限界です。

※ちなみにSolid1号の時は
1㎜くらいが限界でした。

小窓はほとんど全滅です。




規則正しさは完璧に再現されています。

この小窓の幅は最小で0.19mmですが

問題なく再現出来ています。


後方小ドーム




曲面と精密エッジが密集する

後方の小ドームです。

ここは積層があると目立ちます。




積層0.1mmで造形しましたが

やはりかなり目立ちます。

積層はアセトン&やすりで処理可能ですが、

壁面が欠けてしまっているのが修復厳しいですねぇ




やはり積層は全く見えません。

むしろディテールを埋めてしまいそうなので

ファーフェイサーすら不要の完成度です。


お値段が安いので「お試し」で作ってみたのですが、

予想外の品質にとても驚きました。

普段のモノづくりはAtom君で十分なのですが、

ここ一番の勝負どころではたまにお願いしようかと思います。


苦戦しましたが、何とかキャスト化に成功しました♪
冬のワンフェス(2014/2/9)で販売しますので、ご興味のある方は是非現物を見て下さい♪





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