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048 写真を3Dデータ化してみた
写真を3Dデータ化する事が出来る
AutoDesk123Catchというソフトがあります。
名前は以前から知っていたのですが、
どうせまともなSTLは出ないだろうと思い
触っていませんでしたが
使ってみると面白かったのでご紹介します♪
- 2013/09/07:公開 -
AutoDesk123Catch
ダウンロードはこちらのページ
から
例によってフリーで使用できます。
AutoDesk123シリーズの1つなので
ご存じの方も多いと思いますが
最近は何でもフリーで出来てしまいますねぇ
3Dデータの作成は
左上の「Create New Capture」をクリックします。
写真選択
3Dデータ化したい写真を選択します。
アブシンベル神殿のジオラマの写真を使ってみました。
こちらのページ下部の写真
は
Jqueryというライブラリを使用して
擬似的に3Dに見せていますが
今回創るのはホントの3Dデータです。
完成~♪
待つ事約30秒
左の様な画面が表示されました。
うまくCapture出来たようです。
「完了したらメールで知らせる」
なんて項目もあったので
でかいデータだと1時間とかかかるのかもしれません。
3Dデータ化成功♪
完成データを開いてみました。
おおっ!うまくデータになってる~
マウスでくるくる回転すると
360度全体からモデルが表示されます。
このデータは16枚の写真から作成しました。
何枚くらいあればいいんですかねぇ
ちなみにこの状態はObjファイルです。
meshlab
3Dプリンターで造形するには
このデータをSTL化する必要があります。
※Replicatorは直接Objをぶち込んでも
造形できると聞きましたが試した事がないので…
今度は
meshlabというツール
を使って
ファイルを変換してみます。
こいつもフリーで使えます。
Minimagic3
STL化したデータにエラーがないかは
Minimagicというツール
でチェックします。
一見綺麗にできているデータも
STLにするとエラーが2000か所とかあるのが普通なのですが、
このデータはなんとエラーが底面だけでした。
※底面は閉じないでSTL化したので当然ですが
それほど精度を求めないデータなら十分使えますねぇ
但し、STL化した時の精度は画面の通りです。
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