038 3Dプリントの為のG-CODE


3Dプリンターへの直接の命令文であるG-codeについて
 簡単にまとめました。

 NC加工で使用するG-CODEとは微妙に異なる
Reprap用G-codeです。

※主にmarlin形式を中心に記載してます。

- 2013/06/09:公開 -


概要

  ●一度設定すると変更まで有効な設定コマンドとその1行のみ有効な命令コマンドがある。

  ●各行は命令(コマンド)+パラメータの形となる。

  ●パラメータのうちX,Y,Zはそれぞれ座標方向を示す。

  ●Fはホットエンドの移動速度、Eはフィラメントの送り速度を意味する。


G1
[Controlled move]

ヘッダーを移動するコマンド。

(例)G1 F1500

  →速度を分速1.5m(1500㎜/minutes)に設定。
  次に速度を設定するまで継続して有効

(例)G1 X90.6 Y13.8 E22.4

  →X=90.6 Y=13.8の位置へ移動し
  その間フィラメントは22.4㎜押し出す

※個別に速度を変えたい場合は下記の様に設定可能

(例)G1 F1500

(例)G1 X90.6 Y13.8 E22.4 F3000

※marlinの場合は2行目のコマンドはF3000で動くが
他の場合はF1500と解釈される。


G4
[Dwell]

移動を休止するコマンド。

(例)G4 P200

  →200ミリ秒停止。


G21
[set units to millimeters]


単位を㎜に設定するコマンド

G28
[Move to Origin]


ヘッダをホームポジションへ戻すコマンド。

G90
[Set to Absolute Positioning]


座標を絶対値指定へ変更。

G91
[ Set to Relative Positioning]


座標を相対値指定へ変更。

G92
[Set Position]


絶対値指定の場合に現在地をホームポジションに設定する。

M82
[set extruder to absolute mode]


入力値を絶対座標で指定するコマンド。

M84
[Stop idle hold]


モーターをOFFするコマンド。

M104
[Set Extruder Temperature]

ホットエンドの温度を指定するコマンド。

(例)M104 S200

→ホットエンドの温度を200度にする。


M106
[Fan On]


ファンの電源を入れるコマンド。


M107
[Fan Off]


ファンの電源を切るコマンド。

→※Solidoodleにはファンが無いで不要。


M109
[Set Extruder Temperature and Wait]


ホットエンドが指定温度になるまで待機するコマンド。

(例)M109 S200

→ホットエンドの温度が200度になるまで待機。


M140
[Bed Temperature (Fast)]


テーブルの温度を指定するコマンド。

(例)M140 S55

→テーブルを55度にする。


M190
[Wait for bed temperature to reach target temp]


テーブルが指定温度になるまで待機するコマンド。

(例)M190 S60

→テーブルの温度が60度になるまで待機。


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