033 ホットエンドが過熱しない場合の対処


Solidoodleトラブル2にあるように
ホットエンドが過熱しないトラブルは
原因の切り分けにヒジョーに苦労しました。

折角なので、備忘を兼ねてまとめておきます♪

※今回の対処は こちらの情報が非常に参考になりました。
アップしてくれた方に大感謝です♪


意味不明な単語は 3Dプリンター用語集を参照下さい♪

- 2013/05/05:公開 -



ホットエンドが過熱しない場合の被疑者


ホットエンドが過熱しない場合
下記の5通りの可能性が考えられます。

①基盤が故障

②ケーブルが故障

③ホットエンドが故障

④それらの接続の問題

⑤温度計が故障


このなかから真犯人を突き止める為
  順番に切り分けていきます。



基盤とケーブルの接続部


  まずは一番簡単に解決する④を疑ってみます。

  基盤からホットエンドと接続するケーブルの
  コネクタを抜いて繋ぎ直します。

  ホットエンドの加熱をONして
復旧したか試してみます。

  これで復旧したら万歳なのですが、
なかなかそうもいきません。

  NGの場合は次へ


ホットエンドとケーブルの接続部


  次に同じく④ですが

ホットエンドとケーブルをつなぐコネクタを
抜いて繋ぎ直します。

※青と赤の2つのコネクタがありますが
赤い方がヒーターです。

  ホットエンドの加熱をONして
復旧したか試してみます。

  NGの場合は次へ


基盤とケーブルの接続部


次に①を疑います。

  基盤とケーブルのコネクタを抜いた状態で
  ホットエンドの加熱をONして
  基盤上のPINで電圧を量ります。

  電圧が0Vなら基盤の故障、
  電圧がかかれば(通常12V前後)なら
基盤には正常に稼働しています。

  万一これが原因の場合は
  Solidoodle社に変わりの基盤を
送ってもらいます。

※参考 使用したマルチメータはこちら




ケーブルの両端


  次に②を疑います。

  基盤とホットエンドを繋ぐ
ケーブルの両端で抵抗値を量ります。

  ※それぞれ2PINづつあるので
  両方量ります。

  抵抗値が0ならば
ケーブルは正常に動作しています。

  それ以外ならケーブルが故障しているので
ケーブルを交換する必要があります。




ホットエンドのケーブル


  次に③を疑います。

  ホットエンドの抵抗値を量ります。
  抵抗値が6Ω程度あれば
ホットエンドは正常に動作しています。

  但し接触不良等で
抵抗値を検知したり
しなかったりという事があります。
※今回の事象はこいつが原因

  その場合は代替部品を用意するか
自分で修理しましょう。

自力修理にトライしてみました
  うまくいかないので新品を購入しました。



部品を交換して復旧♪


  無事ホットエンド新品が届きました。

  中身をチェックして交換します♪

  ホットエンドを自力で
修理できるとよいのですが

  バレルがノズル部分より高温だったりすると
  造形の品質に支障が出るそうなので
  新品を購入しました。

  またの機会には
  高品質のホットエンドを
自作できる様にしたいと思います(?)


関連ページ


 ・【Solidoodleの修理】 ~ Sanguinorolu基盤のコンデンサーが焼きつきました。

 ・【Solidoodleトラブル2(ホットエンドが過熱しない)】 ~ ホットエンドが過熱しなくなりました。

 ・【Solidoodleトラブル3(ヒーテッドベッドが過熱しない)】 ~ ヒーテッドベッドが過熱しなくなりました。

 ・【Solidoodleトラブル4(Printer stopped due to errors)】 ~ 造形中に危険停止するようになりました。

 ・【Solidoodleトラブル5(ノズル詰まり) 】 ~ ノズルを掃除してもフィラメントが出なくなりました。

 ・【Solidoodleトラブル6 (電源)】 ~ また危険停止が頻発しました。

 ・【Solidoodleトラブル7(電源ショート)】 ~ Sanguinorolu基盤の電源コネクタが焼きつきました。

 ・【3Dプリンタトラブルシューティング】 ~ 3Dプリンタートラブル時の修理対応について公開しています。



 以上で「33 ホットエンドが過熱しない場合の対処」は終わりです。

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