128 クホリアの精度2

クホリアの精度2


クホリアが我が家に来てもうすぐ1年になります。

苛酷な労働環境にもかかわらず、良い仕事をしてくれます。

この一念で私が喜んだクホリアの仕事ぶりについてご紹介致します。

- 2017/11/24:公開 -



格子形状のエッフェル塔


パーツ分割



クホリアは左図のこの形状をこのまま出せます。

ノズル系 0.3
ピッチ 0.1
パーツ4分割
サポート なし

この格子を横方向にきれいに造形できるのはすごい事なんです!



これまでの3Dプリンターの時は下図のように

格子を上向きにしたデータで50分割位して制作しました。



机の脚(0.5㎜)



縦方向に0.5㎜の脚を造形しました。

積層は全く見えません。

これは相当な剛性が維持されていないと造形できない形状です。

こんな単純な形状でも3Dプリンターの実力がわかります。



最少0.3㎜に制限したファサード



ケルン大聖堂のファサードです。

ノズル系0.3であることを意識して

データのディテールを凹凸とも0.3㎜未満に抑えて
モデリングしました。

データのディテールは完全に造形できています。

積層もほぼ見えません。



小さな造形物



10円玉程度の精密な造形物たちです。

ディテールが0.3を切ると表面が荒れてきます。

だいたい0.25㎜~0.3㎜の間に表現限界があるようです。

データ制作時はその辺の値を意識して
凹凸を作るとよいと思います。



凹凸がシャープで塗装がし易い



エッジがきれいにとがって造形できるので、

このような形状のばあい塗装しやすい造形物になります。

色の境目に凸形状を入れるとさらに塗り分けが容易になります。



きれいな表面



クホリアは積層がほとんど見えないのですが、

局面もきれいに造形できます。

私の場合、綺麗すぎて建物らしくないので

塗装して汚しを入れています。

※写真の金色のミナレットは手作りです。




SLAとの比較(上:SLA、下:クホリア)



このデータ(フィレンツェ大聖堂のファサード)は

もともとSLA用に最少0.1㎜のディテールで作っています。

SLAの場合0.2㎜の彫刻まで造形できていますが、

0.3㎜ノズルで造形したクホリアはそこまでできていません。

※そもそもスライサーで弾かれます。

また表面も荒れてきています。

いずれ0.1㎜ノズルでガチンコ勝負してみたいと思います。


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