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120 高精度3Dプリンター クホリアを使ってみました。
高精度3Dプリンター クホリアを使ってみました。
久宝金属製作所の
クホリアという3Dプリンター
です。
FDMなのですが、(初めてでなく)3Dプリンターをすでに持っている人たちから
評判が高かったのでクホリアという3Dプリンターを購入しました。
評判に負けない精度が出るか、試してみたのでご紹介いたします。
- 2017/1/24:公開 -
チューブ外れ
特に設定することもないのでフィラメントを設置して
すぐに造形~しようとしたのですが、
PTFEが外れてフィラメントが送られません…
初造形はしばらくお預け(泣)
連絡したらすぐに大体チューブを多くってくれました。
造形
操作は機器についている液晶画面から行います。
PCにつながなくてよいのはとても楽チンです。
寒いせいかヒートベッドが温まるのに10分くらいかかりました。
カプトンテープ張って保温したほうがよいのかな。
スライス設定
同梱されているSDにKisslicerと、
推奨パラメータが最初から設定されてます。
なので、ノズル系と積層ピッチを選ぶだけで、
悩ましいスライス設定に苦労することがありません。
これは非常にありがたいです♪
今回は積層0.1㎜で出してみます。
初造形
ウチのデファクトモデル、1/2400 フィレンツェです。
サポートを取っただけの状態です。
これまでのFDMでは(私の腕では)絶対に出せませんねぇ
感覚的には
Form1よりわずかに緩い
ってとこでしょうか
塗装
塗装するとさすがに積層が見えてきます。
デジモデ(織部)
Form1
クホリア
AtomRC
塗装するとさすがに積層が見えてきます。
以前比較しデジモデ
の精度を100とすると
私の主観ではこんな感じ~
名称
精度
備考等
デジモデ
100
業務用Perfactory使用,価格ではDMMに押され気味だが独自素材織部の精度はすさまじい。
Form1
85
世界初の家庭用SLA。発売当時は驚きだったが、造形のむずかしさ(失敗率の高さ)であまり普及しなかった。問題点をクリアしたForm2が現在発売中
クホリア
80
本稿の通り、初期パラメータ使用。FDMとしては(おそらく)トップクラスの精度の造形力
AtomRC
60
Genkei社初期のReprap3Dプリンター。私の愛機。故障時のメンテナンスの良さと、組み立てワークショップによる構造理解の勉強会が特徴。
実はAtomの次はSLAを買おうと思っていたのですが
FDMでこれだけの精度が出るならありがたいですねぇ~
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