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111 刷毛で塗るレジン
刷毛で塗るレジン
以前ワンフェスで見かけてずーっと気になっていたのですが
竹林化学工業のタケシールというレジンを試してみました。
高粘度で型に刷毛で塗りたくって使うという
不思議なレジン(?)キャストです。
- 2016/03/03:公開 -
製品
使ったのはこちらのK2K
というブツです。
ソフトタイプで硬化後はゴムの様な硬度になる変わり者ウレタン。
中空形状を簡単に作成できるというのがウリの様です。
なので中空の世界遺産を作って
電飾してみようというのが今回の目標です。
300mlで約4500円と通常のレジンと比べるとかなりお高めですね
まずは説明書通りの分量で混ぜ混ぜします。
質量比で1:1と書いてあるのですが、
硬化剤はポリパテ並みの粘度、硬化剤はハチミツ並みの粘度なので
正確に測るのが非常に難しいです~
調色スティックでちょっとづつ足していきます。
まぜたあとも溶けたキャラメルの様な粘度です。
「流す」というより「塗りたくる」といった感じですね。
写真の様な精密な型には厳しいかも…
気休めかもしれませんが一応真空脱泡もかけておきます。
写真ではわかりにくいですが、
真空状態ではだいたい2倍程度に膨張したので
一応気泡ぬけ効果はあるんじゃないですかねぇ…
脱泡完了後です。
う~ん、効果があったのかどうか全くわかりませんねぇ…
硬化ブツが全部下にたまっちゃったので
調色スティックで塗り直ししました。
3時間ほど硬化を待ちました。
ホントはそんなに長くは必要ないんですが
心配だったので念の為長めに我慢(笑)です。
いざ剥がそうとすると、
ゴムと同じような質感でまったく抜けません!!
「これがソフトタイプの威力なのか」
という訳で竹ぐしでゆっくり剥がしていきます。
結局15分くらいかけて剥がしましたが
制度の高いファサード部分はどうしても抜けず
破損してしまいました。
側面のディテールは以外にも気泡なく造形できています。
とりあえずこの商品は型を選ぶ事がよくわかりました。
次回へつづく~
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