110 MAX塗り修行

MAX塗り修行


模型の塗装技法でMAX塗りと呼ばれるものがあります。

(ものすごく)簡単に言うと下地に白黒のグラデーションを付けてから

本色を薄く乗せて塗装面の(明度の)情報量を増やす技法です。

この度、下地に様々な色相をランダムに乗せて色相面での情報量を増やす方法を教わりました。

早速試してみたので、御紹介致します。

- 2016/01/20:公開 -



サーフェイサー



使用キットは童友社の姫路城。

素組からサフまで2時間程度

非常に良質なキットです♪



黒下地&赤



ラッカーの黒で全体を塗りつぶした後、

赤(ラッカー)を筆でランダムに塗りたくります。







同じく青を塗りたくります。

見ての通り平筆で適当に塗ってます。



黄色



ドライブラシ風に少々ラフに乗せてみました。

黄色もラッカー塗料です。



その他



前述の3色を適当に混ぜて

緑、ピンク、オレンジ等々も載せました。



本色1色目



ここから水性アクリルを使用しました。

屋根はフラットブルー、石垣はライトグレイ&デッキタンを

ドライブラシしています。

下地を隠ぺいしすぎない様に注意してます。



本色2層目



屋根はフラットブルー&パフ、

石垣はライトグレイ&デッキタン&フラットホワイトを

更に薄くドライブラシしています。

下地の残し方がポイントです。



白ドライ



最後にかる~くジェッソでドライブラシをかけました。

最初のサフ&黒下地以外はすべて筆塗です。

慣れれば2時間程度で(塗装)完成するでしょう~





完成1



今回はMAX塗りのお試しなので

面相筆でのディテール書込み等は行っていません。

遠目に見る限り、明度のグラデーションだけでなく

色相のばらつきもよい仕上げになっていると思います。



完成2



上から見た所

ウォッシングしていませんが、屋根の色相もいい感じです。

地面と芝は特に仕上げしていないので無視して下さい~



ノートルダム下地1



ミニサイズだとどんなもんか

試しに新作の「ノートルダム大聖堂」で試してみました。

左が虹色MAX塗り、右が普通の黒下地



ノートルダム下地2



同じく横から見た所



ノートルダム本色1



写真だと分かりにくいのですが、

左の方が多くの色相が見えて

建物の質感が出ています。



ノートルダム本色2



おなじく黒立ち上げの右の方が

味気ない仕上げになっています。


ただ、小さい面より大きい面の方が

色相差はきれいに出るようです。


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「MAX塗り修行」は以上です。


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