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011 3次元データの作り方
3Dプリンターでプリントする為の3Dデータの作り方を紹介します。
フリーウェアのみでそこそこのデータが作成できますので
ご興味のある方は是非ご参考にしてください
【使用ソフト】
・Sketchup モデリング用(フリー)
・Minimagic STLチェック用(フリー)
・su2stl.rbs STLコンバート用プラグイン
【完成イメージ】
- 2012/08/05:公開 -
SketchUpのダウンロード&インストール
SketchUp
をインストールします
※以前はGoogle傘下で
GoogleSketchUpと言っていたのですが
今はTrimbleSkethcupといいいます。
ダウンロード&インストールは
5分程度で終わります
Sketchupの最大のメリットは
世界中の人がモデリングした
SKPデータが
ネットで公開されている事
です。
STL変換プラグインのインストール
こちらのサイト
から プラグインをダウンロードして
Google SketchUp **/SketchUp/Plugins
配下へsu2stl.rbsを格納します
成功するとSketchupメニューの
プラグインにExportSTLData
ImportSTLdata
という項目が追加されます
公開データを取得する場合
※公開データの例
3Dデータ公開サイトから取得する場合は
Trinbleの公開サイト
に
膨大なデータがあるので
こちらから取得すると良いと思います
公開データはそのままでは
プリントアウトできないケースがほとんどで
データ修正が必要な場合が多いです
左図の公開データの例では
赤or 黄色個所に
何らかのエラーがあります
ちょっと補正する気がしませんね…
データを自作する場合
自分でモデリングをする場合は
こちらのサイト
が
参考になると思います
チュートリアルが豊富で
感覚的にモデリングを学べます
慣れるまで多少時間がかかりますが
自分でモデリングした方が
かえって早く完成する事が多いです
STL変換
データが完成したらSTLに変換します
プラグイン > ExportSTL
単位はMeter
※建造物は通常メートル単位ですが
モデリング時のサイズに合わせます
保存先はパスに日本語が含まれると
正しく動作しない場合があるので
C:\Model などにするのが
無難のようです
成功すると
コンバートしたオブジェクトの数が
メッセージウィンドウで表示されます
データのチェック
作成したSTLデータを
Minimagicでチェックします
Minimagicは
Vector
で入手できます
ちなみに左図では
複数シェルのエラーが発生しています
ここから原因究明の
長い旅が始まります…
詳しくはこちら
データ補正
エラーがあると
正しくプリントできないので
SketchUpでエラー個所を修正し
再度STLへ変換しチェックします
エラーが無くなるまで繰り返します
ちなみに今回のエラー原因は
左図のラインが面を分割して
シェルを2つと
誤認識させていた事のようです
このラインは不要なので
削除したところ
シェル正しく1つになりました
データ完成!!
エラーが無くなり、
無事STLデータ完成!
初めてSketchUpを使いましたが
左図のモデリングで
30時間程度でできました
関連ページ
・
【3Dデータ一覧】
~ 当サイトのオリジナル3Dデータを公開しています。
・
【3Dデータの補正】
~ 3Dデータにエラーがある場合の修正方法の紹介です。
・
【3Dプリンターって本当に簡単なの?2(3次元データ編)】
~ 3Dデータ作成方法の概要です。簡単かどうかは人それぞれでしょうねぇ
「11 3Dデータの作成」は以上です。
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